格闘ゲームのプロライセンスなんていらない
どうもみなさんこんばんは。今回はこの記事に注目しました。
私は格ゲー歴4,5年の若輩ですがここ数年で格ゲープロの注目度はかなりの域に達してると感じます。
最高のプロゲーマー梅原大吾さんを筆頭にときどさんや板橋ザンギエフさんなど様々な人がスポンサーの下でゲーム業界を盛り上げています。
そんな中、いきなり登場してきた「プロライセンス」について今回は触れていきます。
そもそもプロとは何なのか。
Web辞書である「コトバンク」によれば「プロフェッショナル」の意味は以下のような定義とされています。
[名]専門家。本職。プロ。
これを考えるとプロというのは「誰でも名乗っていい肩書」と言えます。
なにせ自分は専門家だといえばプロなのですから。
ですが、やはり人の感覚はそれぞれで何をもってプロとするかは難しい部分があります。
例えばプロの定義としてよく言われるのが「ゲームを継続的にプレイすることでお金をもらえる」ことだと思われます。確かにこれに関してはプロっぽいなとおもえますね。
とはいえプロにも様々あります。
Echo Foxのプロゲーマーももちさんは文句なしのトッププレイヤーとしてプロを名乗っていますが、その妻である同じチームのプロゲーマーチョコブランカさんはゲームの実力よりもゲームの魅力を最大限に引き出すことでプロと名乗っています。
双方ゲーム業界に素晴らしい影響をもたらしていますし、私個人としては立派なプロと言えます。
しかし、中には副業としてお金をもらいプロを名乗るプレイヤーもいます。(いました。)
例えば2017年にはとてつもない強豪として君臨したネモさんもそうでした。
ネモさんはSEの仕事を主としながらもプロゲーマーとして名だたる強豪を打ち破り副業としてプロをやっている人間とは思えないほど素晴らしい戦績を挙げていました。
以上のとおりプロの中にも様々あり、自分でいくらでも名乗ることもできることを考えるとプロという線引きは難しいものがあります。
ですが、ここで私個人の考えから言うと
「プロかどうかなんてどうでもいい」
です。
どれだけ素晴らしい戦績を挙げようが、どれだけ業界に影響を与えようがそこにプロと名前を付け足す意味は全くないということです。
しっかり影響を与えているのであれば別にプロであるかどうかなんてどうでもいいと思います。
ですが、昨今のプロの肥大化を受けて
JeSUプロライセンス
なるものが使われ始めました。
これには色々な思惑があるらしいですが、明確な声明を出していないためこれの存在意義がよくわかりません。
よくプロライセンスの取得理由に日本の法律の問題があります。
日本では大会における賞金制度を法律で禁止しており、公の場で賞金を渡すことができませんでしたがこのプロライセンスを使えば賞金がもらえるとかうんぬんかんぬん。(正直法律に関してはよくわかりません)
ですがよく考えてみてほしいんです。
お金をもらう手段なんていくらでもあると思いませんか?
賞金をもらえることよりも栄誉を得てスポンサーをつけるなり、配信で稼ぐなりすれば賞金なんて些細なおまけみたいなものだと思います。
賞金をつけるためのプロライセンスなのであればそれが直接的にプレイヤーの意欲を高めているとはとても思えません。なにせ今の時代色々な道があるのですから。
つまり何が言いたいかというと
プロライセンスなんていらない。
これが私の結論です。
そして、騒ぎ立てるようなことでもないと思います。
さらに言うとプロライセンス欲しさに色々やっている方はただJeSUに利用されているだけの駒でしかないと思います。
色々言いましたが、プロライセンスはいりませんが格ゲーを盛り上げてくれる人が増えてくれることは大歓迎です。
どんな形であれみなさんが楽しくプレイできることを心より願っています。